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2023.04.18

無垢材フローリングの樹種別のメリット・デメリットと施工事例

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無垢フローリングの主な特徴

無垢フローリングは天然素材のため、木の種類によってその特徴が異なります。
代表的な樹種にはオーク、ウォルナット、カバ、パインなどがあります。

オークは硬く、丈夫で耐久性に優れた樹種として知られています。また、年輪の美しさや自然な木目が人気の理由の一つです。
ウォルナットは、深みのある色合いと独特の木目が特徴的で、高級感があります。
カバは、美しい淡い色合いが特徴で、木目も独特なものがあります。
パインは柔らかく、天然素材ならではの温かみがあります。

それぞれの樹種には、施工場所や目的に応じた使い分けが必要です。
例えば、耐久性が必要な場合はオークが適していますし、ウォルナットは、高級感があるため、落ち着いた雰囲気のある空間に使われることが多いです。
また、カバは、自然な色合いが好きな人やナチュラルなインテリアが好きな人に人気があります。より温かみのある風合いがほしい場合はパインがおすすめです。

無垢フローリングは塗装によっても雰囲気が変わります。
木の色を活かしたい時はクリア塗装、部屋全体を明るく見せたい場合は明るめの色、落ち着いた空間にしたい場合は濃いめの色に塗装するのがおすすめです。
光の入り方や空間のバランスを見て決めていきましょう。
また、ヘリンボーン貼りなど、貼り方によってもガラッとイメージがかわるでしょう。

 

樹種別のメリット・デメリット

素材によっては、湿気や摩擦に弱いものもあります。そのため、無垢フローリングを設置する部屋や用途によって、素材を選ぶことが大切です。
例えば、玄関やキッチンなど、水や汚れに強い素材が必要な場合には、オーク材やウォルナット材がおすすめです。
一方で、リビングルームなどの居室には、カバ材やパイン材など、柔らかい木材の方が温かみがあります。

素材によってメンテナンスのしやすさにも差があります。
ウォルナット材は硬く、汚れや傷がつきにくいため、メンテナンスが比較的楽です。
カバ材やパイン材は柔らかく、傷がつきやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。
ただし、合板の床材の傷はいかにも傷っぽく見えることがありますが、無垢材の傷は味ととらえることもできるので、経年変化としておおらかに楽しむとすれば、メンテナンスに神経質になる必要はありません。

無垢フローリングは、素材や施工方法によって価格帯が大きく異なります。そのため、予算に合わせて素材を選ぶことも大切です。
一般的には、オーク材やウォルナット材は高価格帯の素材になります。一方で、カバ材やパイン材は比較的価格が安いので、予算に余裕がない場合でも選びやすい素材です。

 

オーク材フローリングの施工事例

 

ウォルナット材フローリングの施工事例

 

カバ材フローリングの施工事例

 

パイン材フローリングの施工事例

 

まとめ

無垢フローリングは、その特性を活かして、より美しい空間を演出することができ、経年変化も楽しみながら暮らすことができます。
自然素材ならではの美しさを求める人には、樹種選びも楽しみの一つです。
今回紹介したオーク、ウォルナット、カバ、パイン以外にも、様々な樹種がありますので、リフォーム前にしっかりと検討して、自分に合った素材を選んでみてください。

 

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