今回は、ご夫婦がお義母様との同居のためにリノベーションしたマンションの事例のご紹介です。
大人3人暮らしとなると、家族が集まるLDKだけでなく、それぞれのプライベート空間にもこだわりたいところです。マンションリノベで実現したプライベート空間をご紹介していきます。
間取りの変更
もとは3LDKの間取りでしたが3LDK+Sに変更。寝室だった1室を縮小することで、ウォークインクローゼットを追加しました。
このウォークインクローゼットは奥様のためのスペース。三方に棚とハンガーが設置されているため、たくさんの洋服やバッグなど収納可能です。
趣味のための工夫
こちらはご主人様の書斎兼、趣味のサイクリング+トレーニングスペースです。床に置いてしまうと場所を取る自転車も、壁に立てかけることで空間が広々とします。
自転車が立てかけてある壁は、汚れを落としやすくするためにパネル貼りになっています。
自転車を外へ出し入れする際に壁が傷つかないように、廊下の一部壁をフロアタイル貼りにしています。真っ白な壁のアクセントにもなりました。
ワークスペースとカウンターの工夫
曲線を描く下がり天井がおしゃれなキッチン。カップボードの隣には奥様のためのワークスペースを設置し、ご主人様の書斎と色違いの照明を取り付けました。
ダイニングテーブルは一部を折りたたみ式にして、普段は通路幅を確保しています。ワークスペースの拡張にもなり、食事の際には対面式へと変えられます。
プライベートを守りながら、見守ることも可能な部屋
リビングの隣の洋室は元々は和室でご主人様の仕事スペースでしたが、フローリング貼りにしてお義母様のお部屋となりました。床の間と押入をひとつなぎのクローゼットにして大容量の収納も確保。お義母様のプライベートも守りつつ、三連引き戸を開ければLDKと一体の空間となるので、ご夫婦がお義母様を見守りながら過ごすこともできます。
今回は義母と夫婦の3人暮らしのためのマンションリノベーションを紹介しました。
ご高齢の親との同居をお考えの方、ぜひお気軽にご相談ください。