今日は2世帯住宅のリノベーション工事現場にお邪魔してきました。
息子様ご家族がお住まいになる2階部分をご紹介したいと思います。
私が訪れる数日前に壁と天井に断熱吹付工事が行われたようです。
断熱吹付は、建物全体をウレタンの「泡」で覆う工法です。
厚みは10cmを超えており、高密度で隙間なく重愼することができるため、高い断熱効果を実現しています。
また、柱や梁との間に隙間ができにくく湿気も遮断するため、壁内結露やカビの発生を防ぎ、建物を永く大切に使うことができます。
弊社におけるリノベーションでは、断熱性能が低いが故に起きてしまう問題を根本的に解決することを目指しています。
壁面はもちろん、夏の暑さを軽減する天井や冬の底冷えを和らげる床、そして結露の原因になる窓まで、外部と接する部分について徹底的に断熱性能UPを施します。
「熱の移動」を断つ工事をすることによって、①消費エネルギーを抑制 ②健康被害の減少 ③ヒートショックの予防 ④熱中症対策 ⑤結露の予防に効果があると言われています。
ですが、断熱材の効果は完成後では見ることができないため、体感し辛い部分ではあるかと思います。
あるとないとでは雲泥の差です。
戸建て住宅の改修を考えている方は、間取りや予算はもちろん「性能向上」にも注目してみて下さいね。
STAFF:渡辺