リノベーションが普及したことで、最近は価格の安い築 30 年以上の中古マンションの人気が高まっています。
でもあまり古い建物だと耐震性が不安…という人も多いですよね。
どのくらいの築年数だと安心なのでしょうか?
どのくらいの築年数のマンションを選ぶべき?
1981年6月以降に建築確認を受けたマンションは「新耐震基準」に適合しており、「震度6強から7程度の地震で建物が倒壊しない」設計になっていますので、ひとつの目安として考えることができます。
所得税の控除が受けられる住宅ローン控除についても、新耐震基準が対象になるので、制度を利用したい場合は確認しておきましょう。
注意点は、1981年6月に「建築確認を受けた」建物なので、完成年月とは異なります。
建物の規模によりますが建築確認から完成まで1~2年かかることが多いので目安にしてみてください。
マンションの価格はいつ下げ止まる?築何年くらいがお買い得?
一般的にマンションは築年数に比例して価格が下落していき、築20~25年を過ぎると価格が下げ止まると言われています。
もし将来ライフスタイルが変化して物件を売却するときにも、メリットがあるといえるでしょう。
また、住宅ローンは新築だと返済期間35年が一般的ですが、中古マンションは築年数によって25年や15年しか組めない制限があります。
金融機関によっても違いますが通常より短い期間での返済になる点に注意が必要です。また、借入金額も制限される場合があります。
比較的立地が良く、価格も手の届きやすい築古の中古マンション。
築年数に気をつけながら上手に購入・リノベーションして、自分らしい暮らしを手に入れてくださいね。
STAFF:平澤