リノベーションを検討する際、内装や間取りの変更など暮らしに直結する部分に注目しがちですが、住まいの第一印象を大きく左右する「外観」はつい後回しになってしまいます。年月とともに外壁や玄関ドアは色あせや劣化が目立ちやすく、建物全体の印象に影響を与えます。

しかし、外観までフルリノベーションで一新することで、家の雰囲気はガラッと変わり、毎日の暮らしも心地よく、帰ってくるのが楽しみになり、住まいはまるで新築のように生まれ変わります。
今回は、フルリノベーションの外観に焦点を当て、メリット・デメリット、実際の事例のビフォーアフターなどをご紹介します。
外観リノベーションのメリット・デメリット
メリット
・見た目が新築同様に
築年数を感じさせない印象になり、家全体が蘇ったように見えます。
・家の寿命を延ばせる
外壁や屋根を補修・交換することで耐久性が向上し、安心して長く暮らせます
・機能性の向上
断熱、防音、防犯性能が高まり、光熱費削減や安心感にもつながります
デメリット
・デザイン選びの難しさ
流行を取り入れすぎると将来的に飽きが来る可能性があるため、普遍性とのバランスが必要です。

実際のリノベーション事例(全てフルリノベ事例です)
事例1
施工前はタイルが印象的だった外観。お施主様のイメージを元にベルアートを用いて、質感のあるモダンな外観へと仕上げました。元々の玄関庇もそのまま活かしながら、ぐっとスタイリッシュな雰囲気に。
玄関ドアは、はっきりとした木目調が特徴的で、やわらかな色合いが外観のアクセントとして美しく調和しています。



事例2
以前は和風住宅らしい外観のお住まいでした。
リノベーションでは、落ち着いたアースカラーの外壁にアクセントとしてブルーの屋根を合わせ、和の趣を残しつつ、モダンな現代的な印象へ。シンプルでありながら温かみのある外観へと生まれ変わりました。



事例3
こちらのお住まいも以前は和風住宅で、木製の引き戸や瓦屋根が特徴的でした。
リノベーション後は、シンプルで可愛らしく生まれ変わり、明るい外壁が印象的です。玄関にはアーチが施されており、外観からも優しさが伝わります。



事例4
こちらは、眺めのよい立地を最大限に活かしたリノベーション。
外観は、以前あったバルコニーを取り払い、シンプルでモダンなファサードを実現。外壁はブラックトーンで統一し、洗練された印象へと変わりました。さらに広がり感のある景色の方角に合わせて大きな窓を配置することで、リビングからダイナミックな眺望を楽しめる住まいへ。



事例5
以前は白を基調とした外観のお住まいでした。
リノベーション後は、落ち着きのあるブルーグリーンの外壁が印象的で、深みのある木目調の玄関ドアと組み合わせることで、シンプルさの中に個性が感じられる外観へ。



外観リノベーション成功のコツ
・色や素材の組み合わせを考える
外壁・屋根・玄関ドア・窓サッシの色を3色以内にまとめると調和が取れやすい。
・機能性も忘れずに
断熱・耐久・防犯を意識した素材や設備を選ぶと、デザインと快適性を両立できる。
・プロのパースでイメージを確認する
完成イメージを事前に可視化すると、色やデザインの失敗を防げる。

まとめ 外観リノベで家は生まれ変わる
外観は、見た目の美しさだけでなく家の機能性を守るためにも重要です。
フルリノベーションで内も外も整えれば、住まい全体がまるで新築のように生まれ変わります。
「帰ってくるのが楽しみになる家」へ。
外観も内装もアップデートして、毎日の暮らしをより豊かなものにしてみませんか。
新築ヨミガエルでは、リノベーション相談会を開催しています。フルリノベの気になる費用感や不安点などこの機会にぜひご相談ください。
施工事例も多数公開していますので、ぜひ参考にご覧ください。