今回は、マイホームづくりでインテリアにワンポイントが欲しいとき、ちょっとした収納が欲しいときに便利なアイデアを紹介します。
ニッチとは?
「ニッチ」とは、壁をくぼませて、壁と一体化した飾り棚のこと。活用方法や種類もさまざまです。
ニッチの活用方法いろいろ
■アートギャラリーのような飾り棚
ギャラリーのように使って、お気に入りの雑貨やアート、写真を展示するためのニッチ。照明を追加してアートを目立たせるようにしてもいいですね。
■書棚やマガジンラックとして
ニッチを書棚として設置すれば、本やコレクションアイテムを美しく整理できます。奥行きの浅いニッチなら表紙を見せるような飾り方も。
■キッチンのニッチ
キッチン収納として、調味料や調理器具を収納するためのニッチもおすすめです。これにより、キッチンがきちんと整い、作業効率も向上します。
■ダイニング(キッチンカウンター)ニッチ
キッチンカウンターのダイニング側のニッチには、お気に入りの雑貨を飾るほか、ティッシュボックスやリモコン、カトラリーなど、手元で使いたいものを置いておく場所としても便利です。
■トイレのニッチ
トイレニッチにはトイレットペーパーを置くのが定番。掃除用品やサニタリー用品を置くなら、扉付きのニッチにすれば隠すこともできます。
■洗面のニッチ
化粧品や歯ブラシ、コップなど、こまごましたものが多い洗面にも収納としてニッチがおすすめです。
■スイッチニッチ
ニッチの中に照明のスイッチや壁付けのインターホン機器、給湯リモコンをまとめて設置するのが人気です。
スイッチ類は壁にそのまま付けると壁から出っ張ってしまいますが、ニッチの中に収めると見た目もすっきりします。
ニッチのデザインの種類
■スクエアニッチ
定番の四角いニッチ。なにかアクセントが欲しいときは、ニッチの中だけアクセントクロスを使ってみるのも◎。
■横長ニッチ
たくさん飾りたいときは横長がおすすめ。ものを置くニッチは台の部分の素材や色をどうするかもインテリアに合わせて考えましょう。
■バーつきニッチ
飾るものが落ちないようにするには、アイアンのバーなどをつけておくと安心です。
■2段ニッチ
横にスペースがないときは、2段、3段にしてニッチのスペースを確保する方法もあります。
■縦長ニッチ
縦長ニッチは、余白を活かしたギャラリー風の使い方がおすすめです。玄関のビジュアルポイントにしたり、和室で掛け軸を飾ったり。
■アーチニッチ
アーチニッチは女性らしいイメージになるので柔らかいナチュラルスタイルや海外風スタイルのインテリアに似合います。
■家型ニッチ
デザインに工夫したいときはこんな家型のニッチはいかがでしょうか。住まいへのこだわりが表現できそうです。
■ガラス扉つきニッチ
ニッチのディスプレイをおしゃれに魅せつつ、飾っているものをホコリなどから守りたい。そんなときはガラス扉をつけるアイデアもあります。
■タイルニッチ
ニッチの素材としてタイルを組み合わせてみると、さらにオリジナリティが生まれます。台部分だけでなく、背面部分をタイルにしてみても◎。
■大きなニッチ
とにかくたくさん収納したい!というときは思い切って大きなニッチにしましょう。
■組み合わせニッチ
扉つきの収納の上部をニッチにした事例。ほかの収納と組み合わせるとバリエーションが広がります。
まとめ
家づくりの中でさまざまな活用方法や種類があるニッチ。
ニッチを作る場合は壁内部の柱や配管の状況などで設置できない場所もありますので、必ず計画段階で「ここにこんなニッチがほしい」とプロに相談してみてくださね。
収納やディスプレイスペースの選択肢としてぜひニッチをリノベーションにも取り入れてみてはいかがでしょうか。