古い家に住んでいて、家を新しくしたいなと思ったとき、建て替えとリノベーションのどちらがいいか迷ってしまうことがあります。
リノベーションは不動産取得税など建て替えした場合にかかる費用の一部がかからなかったり少なくなるほか、骨組みなど既存のものを使う分の費用が浮くため、建て替えのおよそ2/3の費用で実現することができます。
(細かい仕様や採用する設備のグレードなどにもよります)
ただし、建て替えとリノベーションのそれぞれにメリットデメリットがあるので、それをふまえたうえで考えることが大切です。
▽建て替えのメリット
●プランの自由度がリノベーションより大きい
●構造体をより強固に設計できる
●新しい建築方法や設備を取り入れることが可能
●リノベーションより比較的簡単に多額のローンを組める
▽建て替えのデメリット
●法令によって建て替え面積が小さくなる可能性がある
●コストが高く、工期が長い
●登記費用や不動産取得税等の諸経費がかかる
▽リノベーションのメリット
●住み慣れた家の良いところを残しながら問題のある部分を改装できる
●コストがおトクで、工期が短い
●各種税金(不動産取得税など)の負担が少ない
▽リノベーションのデメリット
●既存の構造体にプランが制約を受ける
●細かい解体や補修箇所にかかる工事が割高となる
●解体してみないとわからない部分がある
自分の家に合った方法を選べるとよいですね◎