家の真ん中に玄関があり、入って右手にLDK、左手に8帖の和室と、空間をきちんと分けた間取りの一戸建て。
今回は、玄関の位置を変えて、20帖の南向きのLDKに間取りを変更し、大空間を実現するリノベーションを行いました。

空間は一つなのに、リビング側とダイニング側で素材を切り替えているところがポイント。

リビング側はナチュラルテイストで癒やしの空間を演出。木目の美しいチークのウォール材を使用し、自然に囲まれた気分になります。

キッチン・ダイニング側は床に淡いグレーの石目調のフロアパネルを使用。カウンターテーブルやキッチンカウンターはブラウンの木目で統一し、リビング側とは家具と床壁材を逆転させた仕様になっています。同じ空間でありながら、メリハリのあるゾーニングです。

以前の間取りでは、リビング・ダイニングの奥にあり暗かったキッチン。南向きのLDKになったことで、キッチンにも窓からの明るい陽光が射し込みます。
ダーク色のキッチンが明るい空間で映えます。また、壁の白いタイルも真っ白な壁にアクセントを加えています。

もとは和室の押入れだった部分は、大容量のパントリーに様変わり。ストック食材の置き場所にも困りません。すべて稼働棚のため無駄な空間が生まれにくいのもポイントです。

位置を変えた玄関はもとはリビングだった場所。南側の大きな窓からウッドデッキに出られます。高窓を設けたことで、リビングに明るい陽光を届けることができます。

こだわりの詰まった1階部分リフォームとなりました。間取りの変更によるゾーニングの見直し、玄関の位置変更など「これは我が家では可能？」と思うようなことはお気軽にご相談ください。

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